参列者に新郎新婦を知ってもらう
結婚式に参列した方は親戚や友人だけではなく、
遠い親戚や会社の関係者などプライベートな
深いお付き合いが無い方も含まれています。
新郎新婦と日頃から近しい関係の方には改めて詳しく
説明するのはもちろんのこと、初めての方にも知ってもらうために
結婚式の冒頭にオープニングムービーとして用意するのが
プロフィールムービーです。
新郎新婦がこの世に生まれてから現在に至るまでの生い立ちを紹介し、
二人の馴れ初めやプロポーズをして結婚を決意するまでの経緯など
知ってもらうことができれば、より深い気持ちで二人の門出を
祝福してもらうための動機になります。
学生時代に部活を頑張った例では、同じ部活に所属していた
経験のある参列者は共感してくれます。
青春時代の悩みや葛藤、就職してから壁にぶつかった話、
そしてそれを二人で乗り越えたシーンを知ることができれば、
二人に感情移入して心の底からお祝いをしたくなります。
特にご年配の方が同じような経験をしたことがあれば、
新郎新婦をこれまで以上に身近な存在に感じることができ、
祝賀ムードが最大級に高まるのと同時にこれからの二人の人生を
応援したくなり、今後はどんなことでもサポートしたいという
気持ちにさせる効果も期待できます。
忙しい中で来てくれた参列者を歓迎する
誰もが忙しい毎日を過ごしていると言われている昨今、
いくら大切な方の結婚式であっても1日がかりの
まとまったお休みを確保するのは大変です。
そんな中でも来場してくれた参列者を歓迎し、心からの感謝の意を伝えるために
結婚式の冒頭にオープニングムービーを上映するカップルが増えています。
映画のワンシーンのようなシリアスな場面のほか、時にはコスプレをして
コミカルな様子を見せるなど様々な演出で場内を大いに盛り上げることが可能です。
ここでの印象が結婚式全体の印象に関わることが多く、
オープニングムービーの段階で大きなインパクトを与えることが大切です。
さらに忙しい合間を縫って遠方からわざわざ来られた参列者に感謝の意を示し、
一流シェフが旬の食材を贅沢に使った料理や高級なお酒に舌鼓を打ったり、
余興のコーナーでは催し物を堪能するなど楽しい一時を過ごしてほしいという願いを込めます。
そしてクライマックスには新郎新婦を心から祝福し、これから先の人生も
応援してほしいという気持ちも表現します。
これらのムービーの上映が終わった瞬間に場内は温かい拍手で包まれ、
司会へとバトンタッチしていよいよ結婚式の本番が始まります。